日本に3%しか存在しない

春日井市のWHO基準
カイロプラクティック院

お電話

0568-83-7710

住所

春日井市中央通1丁目94駅前第一協同ビル2F

春日井市にあるカイロ院、イネイトカイロプラクティックオフィスです。

今回は腰痛に対してご説明させていただきます。

 厚生労働省の調査によると、何らかしらの不調がある人のおよそ3人に1人が腰痛を自覚しています。 人数でいえば約1200万人にものぼります。

社会現象にもなっている腰痛とはいったいどういった症状であり、どんな種類があるのか?分かりやすく説明させて頂きます。

① 腰痛とは?


腰痛は腰から仙骨というお尻の骨にかけての部分に痛みや不快感を伴う症状のことを指します。
この痛みは個人によって異なり、急性期と慢性期に分けられます。
腰痛は多くの人に影響を与える一般的な健康問題であり、日常生活に支障をきたすことがあります。


それぞれの種類について詳しく説明します。

②-1 急性期の種類

急性期の腰痛は、急激に発症し、一般的には6週間未満で自然に治癒することが多い腰痛です。以下に、急性期の主な腰痛の種類を説明します。

・ ぎっくり腰

ぎっくり腰は腰部に急激な負荷や過度なストレスがかかった結果、筋肉や靭帯に損傷が生じ激しい腰痛を引き起こす状態です。
この痛みは急性腰痛の一種であり、日常生活の様々な活動、特に重い物の持ち上げや急激な運動中に発生することがあります。

ぎっくり腰の主な特徴は以下の通りです:

急激な痛み: ぎっくり腰は急激な痛みを伴い瞬時に発症します。

・ 腰部ヘルニア


腰部ヘルニアは腰にある椎間板の内部部分が外部に突出し脊髄や周囲の神経根に圧力をかける状態を指します。
これにより、腰痛や関連痛、しびれ、筋力の低下などの症状が引き起こされます。以下に、腰部ヘルニアに関する詳細な説明を提供します。

腰部ヘルニアの主な特徴:

椎間板の変化: 腰椎の間にある椎間板は、中央のゼラチン状の核と硬い外層(線状線状軟骨と呼ばれる)から構成されています。
腰部ヘルニアが発生する際に外層が損傷し、核が外に突出することがあります。

痛みと症状: 腰部ヘルニアの主な症状には、腰痛、特に腰部から臀部、大腿部、下腿部に放射痛(放散痛)が含まれます。
また、神経圧迫により、しびれ、刺すような痛み、筋力の低下、筋肉の痙攣が生じることがあります。特に坐骨神経圧迫による坐骨神経痛が一般的です。

・ 腰部脊柱管狭窄症

腰部脊柱管狭窄症は腰椎の脊柱管が狭くなり、脊髄や神経根に圧力をかける状態を指します。
脊柱管は脊髄や神経根が通る管で狭くなることによってこれらの神経構造に圧迫が生じ、痛みやその他の症状が引き起こされます。
以下に、腰部脊柱管狭窄症についての詳細な説明を提供します。

腰部脊柱管狭窄症の主な特徴:

痛みと症状: 腰部脊柱管狭窄症の主な症状には、腰部から臀部、大腿部、下腿部に放射痛(放散痛)が含まれます。
また、脊髄や神経根への圧迫により、しびれ、刺すような痛み、筋力の低下、筋肉の痙攣が生じることがあります。
歩行時に痛みが増悪する特徴的な症状があり、これは脊柱管の圧迫が増加するためです。

これは加齢に伴う脊柱管の変化が主な原因です。
椎間板の退行性変化、黄色靭帯の肥厚、脊柱の骨棘の増生などが狭窄の要因となります

②-2 慢性期の種類

慢性期の腰痛は、症状が長期間にわたり、再発性であることが多い痛みです。以下に、慢性期の主な腰痛の種類を説明します。

・ 姿勢不良

長時間の不適切な姿勢、特にデスクワークやコンピュータ作業による座位の姿勢不良は腰痛の一般的な原因となります。
長期間の不適切な姿勢は腰部の筋肉や椎間板に負担をかけ、慢性腰痛を引き起こすことがあります。

・ 心因性

心因性腰痛はストレスや精神的な負担に起因することがあります。
現在では心と体の問題に対する関連性が強調されており、ストレスや情緒的な問題が腰痛を悪化させる可能性があります。

・ 内臓関連

内臓関連の腰痛は内臓器官に問題がある場合に痛みを放射することがあります。
腎臓、腸、膀胱、子宮、前立腺などの内臓器官に異常が生じた場合、神経が過度に刺激され、その刺激が腰部に放射され腰痛の症状を引き起こすことがあります。

③ 各時期に対しての対処方法

腰痛の急性期と慢性期に対する対処法を具体的に説明します。

急性期の腰痛

安静と活動制限: 腰痛が急激に発症した場合、まず安静にして症状の悪化を防ぎましょう。
過度の活動や重い物の持ち上げを避け、腰部に負担をかけないようにします。

アイシング: 痛みと炎症を軽減するために、まずはが役立ちます。
急性期の腰痛では、最初に氷水を腰部に当てて炎症を抑え痛みを和らげましょう。
正しいアイシング方法についてはこちら→「アイシングについて」

薬物療法: 非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)や鎮痛薬(痛み止め)も医師の指示に従って使用することで症状を和らげることができます。

理学療法: 専門家の指導を受けて理学療法を行うことで、筋肉の強化と柔軟性の向上を促進できます。
理学療法士が特定のエクササイズやストレッチングを指導し、腰部の安定性を向上させることができます。

慢性期の腰痛

姿勢改善: 慢性期の腰痛は悪化する姿勢や体の使い方によって引き起こされることが多いため、正しい姿勢を維持することが重要です。
座位や立位での姿勢を意識し背中を支える適切な椅子を使用しましょう。

エクササイズ: 腰部の筋力と柔軟性を向上させるエクササイズを定期的に行い、腰部の安定性を高めましょう。
カイロプラクティック治療や専門家によるガイダンスを受けながら適切なエクササイズを選択しましょう。

心理療法: 心因性腰痛の場合、ストレス管理や心理療法が有効なアプローチです。
ストレスや不安に対処し、痛みへの対処法を向上させることができます。

内臓関連腰痛: 内臓関連の腰痛は内科医の評価と治療が必要です。
内臓の問題を特定しそれに対処することが重要です。

急性期と慢性期の腰痛に対する対処法は異なりますので、症状と期間に応じて適切なアプローチを選択しましょう。必要ならば、医師や専門家に相談し、適切な治療プランを立てることが大切です。

④ まとめ

腰痛はその原因や症状によって多くの種類があり、急性期と慢性期に分類されます。
急性期の腰痛は、ぎっくり腰、ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症などが一般的であり、適切な治療と休息が必要となります。
慢性期の腰痛は、姿勢不良、心因性、内臓関連などがあり、長期的な管理が重要です。
治療院での専門的なアドバイスや治療を受け、自分に合った腰痛に対処する方法を見つけましょう。
そして最終的に、個々の症例に合ったアプローチを見つ、腰痛からの回復を目指すことが最も重要となります。

黄(ファン)のプロフィール

カイロプラクティック業界に携わり14年目になります。

これまで名古屋のカイロプラクティック専門学校、サンフランシスコへ解剖研修留学、大阪のカイロプラクティック専門学校(現在は閉校)を卒業し国際基準であるカイロプラクティック理学士(Bachelor of Chiropractic Science)を取得。

現在も様々なセミナーを受講し続けております。

「人が良くなるとはどういうことか?」を常に追求し続けるため、そして【日本に正しいカイロプラクティック】を普及する為に地元春日井にて「イネイトカイロプラクティックオフィス」を開院。

気になることがありましたらお気軽にコメントください。

質問が苦手という方はInstagramのDMでも構いませんので、ご遠慮なくどうぞ。

※カイロプラクティックについて知りたい方はこちらをどうぞ→【カイロプラクティックと整体の違い】

Recent Post

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

上部へスクロール