1.はじめに
・朝起きても、頭が重い。
・何となく首が詰まったような感覚。肩も背中も常に重だるくて、気づけば呼吸も浅い。
・それなのに病院で検査しても「異常なし」。
・出されるのは痛み止めと湿布ばかり。
この様な経験があるかたは多いと思います。
誰にもわかってもらえないまま、今日も原因不明の不調と共に日常を送っている――
今回はそんな辛い症状を引き起こすストレートネックについてお話させて頂きます。
2. ストレートネックとは、単なる姿勢の問題ではありません
ストレートネックとは、本来前方にカーブを描いているはずの首の骨（頚椎）が、まっすぐに固まってしまった状態を指します。
首の骨は前方にアーチがあることによって、頭の重さを支えることができるわけです。
ストレートネックになってしまうと、そのアーチが崩れ、首の周辺に凝り感や痛みが出やすくなります。
しかも、一見、「ただの姿勢の歪み」のように思われがちですが、実際はあらゆる条件によって引き起こされます。
▼ なぜストレートネックで頭痛が起こるのか？
それは、「構造」と「神経」が崩れているからです。
- 首の湾曲が失われる
↓ - 頭の重さ（約5kg）が、首・肩に直接乗る
↓ - 筋肉の緊張が常に高まる
↓ - 頚椎周辺の神経血流が低下する
↓ - 痛みの閾値が下がり、慢性的な頭痛や自律神経失調が始まる
つまり、頭痛の根っこに直接的な負担が加わりやすい状態になっているという事です。
いくら筋肉をほぐしても、骨をボキッと鳴らしても、痛みが戻ってくる理由はここにあります。
3. 「一般的な対処法」
ストレートネックにたいする一般的な対処法は以下になります。
・温熱療法
・矯正
・マッサージ
・ストレッチ
しかし、これらを経験した患者様から「バキバキもやったし、揉んだりしたけどあまり効果がなかった」
こんなことをよく言われます。
このように、一時的な刺激によって楽になっても、すぐに戻るという方も多いです。
4.当院の特徴
▼「脳と神経系の回復」に焦点を当てたアプローチ
当院が行っているのは、表面の筋肉のみならず、脳と神経の“誤作動”を整える調整も行います。
・温痛覚などの体性感覚
・サブラクセーション(背骨の硬さ)
・筋膜の調整
・頭蓋の調整
簡単に言うと、これらの調整を行います・
※患者様によっては他の調整も行います。
「なんとなくほぐす」「姿勢を整える」ではなく、神経回路そのものの書き換えを目的としたアプローチ。
これが、慢性的なストレートネック由来の頭痛に必要な“本質的な施術”だと、私は確信しています。
5. 最後に
何度通っても改善しなかった。
どれだけ真面目にリハビリしても、変化を感じられなかった。
でも、あなたのその「おかしいな」という感覚は、間違っていません。
しかし、もしかしたら身体×神経×脳、このどれかにエラーが起きている状況かもしれません。
当院では、患者様のお身体の状態に耳を傾けながら、「根本から回復する体」を取り戻すお手伝いをします。
このような症状でお悩みの方は、一度ご相談ください。
ストレートネックに対しての他の情報はこちらか→【ストレートネック】
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