・人の話が聞けない
・ずっと視点が定まらない
・勝手に席を立つ
子どもによくある行動に一つ【注意散漫】があります。
日常に困難があるくらいならADHDや発達障害ともいわれます。
※まずは一般的な注意散漫についてはこちらをどうぞ
https://www.weblio.jp/content/%E6%B3%A8%E6%84%8F%E6%95%A3%E6%BC%AB
子どもが注意散漫になる理由の一部に脳の前頭前野(ぜんとうぜんや)や視床(ししょう)などの機能低下や神経回路の異常があります。
分かりやすくご説明させて頂くと、前頭前野は理論や理性を働かせます。
視床は耳で聴いたことや目で見たものを整理します。
上記の通り、これらの神経回路は注意や計画的な行動などに重要な役割を果たしています。
では、なぜこのようになってしまうのか?
一つは前頭前野のドーパミン受容体が少なく、ドーパミンの量が不足していることが知られています。
ドーパミンとは、脳内の報酬系に関する神経伝達物質であり、モチベーションや意欲を調節する役割を持っています。
これらが機能するおかげで達成したい目的にむけて行動でき集中することが出来ます。
そして視床下部という部位ののノルアドレナリン受容体の働きが異常であることが知られています。
ノルアドレナリンとは、興奮や注意を引き起こす神経伝達物質です。
この部分が異常に働くと、反対に子どもは刺激に敏感になりやすく、興奮状態に陥りやすくなります。
このような事例から、集中力や計画性に欠け行動のコントロールが難しい状態になります。
そのため、注意散漫になりやすくやるべきことに集中することが難しくなってしまいます。
対策としましては以下です
①パズルなどの簡単なトレーニングで集中力を鍛える
②食事療法
③生活リズムを一定にする
④タスクを細かく区切る
⑤興味のあるタスクを任せる
この5つに関しては自宅で簡単に出来るのでおすすめです。
そしてカイロプラクティックケアに関しては小児にも発生するサブラクセーション(歪み)を確認するとともに、必要であれば脳機能(右脳左脳)の統合を目的とした運動療法や調整を行います。
※カイロプラクティックについて詳しく知りたい方はこちらをどうぞ【カイロプラクティックと整体の違い】
脳機能の神経接続不全、愛着障害、虐待など、本当にたくさんの原因がありますが、そちらに関してはまた後日投稿させて頂きます。
・子どもがあばれる
・教室の外に出て行ってしまう
・コミュニケーションに問題がありそうな気がする
お子様に関して何か気になる方は一度ご連絡ください。
このことで身近な方にお困りの方がいましたらこの記事をご紹介して頂ければとおもいます。

黄(ファン)のプロフィール
カイロプラクティック業界に携わり14年目になります。
・【世界中の生きづらさをなくす】
・【まずは春日井の子どもを生きやすくする】
・【まずは春日井市民を全員健康にする】
この3つが私のビジョンになります
これまで名古屋のカイロプラクティック専門学校、サンフランシスコへ解剖研修留学、大阪のカイロプラクティック専門学校(現在は閉校)を卒業し国際基準であるカイロプラクティック理学士(Bachelor of Chiropractic Science)を取得。
現在も様々なセミナーを受講し続けております。
「人が良くなるとはどういうことか?」を常に追求し続けるため、そして【日本に正しいカイロプラクティック】を普及する為に地元春日井にて「イネイトカイロプラクティックオフィス」を開院。
気になることがありましたらお気軽にコメントください。
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