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・朝起きた時疲れがとれていない。

・なぜかイライラして集中力が続かない。

・甘い物たべると落ち着く。


誰しもが感じたことのある症状ですが、もしかしたら低血糖が原因かもしれません。

みなさんは「砂糖」と聞いてどんな想像をしますか?

パッと頭に浮かんだものだけでも、いくつかのイメージがあります。


「あまい」「疲れている時に摂取すると落ち着く」「調味料に欠かせない」等々。

そしてなにより「摂りすぎると良くない」というイメージがなんとなくあると思います。

「血糖値が高くなる」や「糖尿病になる」などのネガティブなイメージを持たれている方もおられます。

しかし、実は砂糖を摂取した際に危惧されるのは高血糖だけでなく、低血糖の状態にもなるのです。

意外な事かもしれませんが本当のことです。

今回のコラムは砂糖とはいったい何なのか?という基礎的な部分から低血糖になるメカニズム、それらにより引き起こされる弊害をいくつかご紹介させていただきたいとおもいます。


そもそも「砂糖」とはなんなのか?


砂糖とは甘さを感じる調味料になり、糖の結晶になります。

一般的な白砂糖の主成分はスクロースと呼ばれ、ブドウ糖と果糖の両方で構成されております。

そして、「砂糖は脳機能の為に必要」「筋肉にも良い」と言われておりますが、これについては実は半分当たっております。

脳が活動の為にグルコースを必要としているのは事実であり、筋肉にも必要なものになります。

しかし、気を付けなければならないことがあります。

砂糖にも「直接糖」と「間接糖」という2つの種類があるという事です。

分かりやすく言えば間接糖はご飯(炭水化物)を食べた際に口や腸の中で分解をされて糖になることであり、直接糖というのは、砂糖の直接的な摂取により血糖を上げる事を指します。

間接糖は糖質だけではなく、その食物のビタミンやミネラルなどの栄養も分解しながらゆっくりと吸収してくれるので身体に対する負荷はあまりありません。


問題は直接糖になります。

直接糖はとってはいけない糖とも言われております。

簡単にいうと精製された糖の塊になります。

精製とはわかりやすく言うと“人工的に作られた”という意味になります。

直接糖により血糖値が急上昇し高血糖になります。

この状態が悪化すると糖尿病になります。


高血糖の症状としては、極度の疲労感や口渇、しびれ、ED、月経異常などがあげられます。

そして初めにお話させて頂いたように、じつは糖の摂りすぎは低血糖にもなります。

それは「機能性低血糖」というものです。

では、機能性低血糖についてご説明させて頂きます。

機能性低血糖とは自律神経を伴う血糖値の調節に異常が生じてしまう状態です。

この状態に陥ると日常生活にも支障をきたします。

これまで何度かお話させて頂いたことですが、人の身体の中には恒常性(ホメオスタシス)というものがあり、自分の身体の状態を整えてくれます。

詳しくは下記URKからどうぞ。

http://innatechiropractic.net/home/%e8%ba%ab%e4%bd%93%e3%81%ae%e5%bd%a2%e3%81%8c%e5%a4%89%e3%82%8f%e3%82%8c%e3%81%b0%e3%81%9d%e3%82%8c%e3%81%a7%e3%81%84%e3%81%84%e3%81%ae%e3%81%8b%ef%bc%9f/


これは血糖値の調節にも言える事であり、そのようなホルモンが存在します。

それは「インスリン」になります。

インスリンは血糖値を下げるホルモンになり、上がりすぎた血糖を下げようとしてくれます。

直接糖の過剰摂取や炭水化物の過剰摂取を行うと血糖値が急激にあがります。

すると膵臓からインスリンが過剰に分泌され、血糖値を下げすぎてしまうという状態になります。


食後に強い眠気やダルさを感じる方は機能性低血糖の可能性があります。

糖を摂取すると多幸感や癒しを感じるセロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリンが出ます。

だから甘いものを食べると疲れが飛んだり、癒されたりする感覚になるという事です。

機能性低血糖により血糖値が下がった状態や疲れがたまった時、糖質依存症のかたは「甘いものが食べたい」という考えになりやすいです。

これは疲れている時や血糖値が下がっている時に甘いものを食べる事により脳が快楽を感じる事を記憶として覚えているからであり、「疲れたときは甘いものを摂りなさい」と脳から指令が出されるからです。


血糖値を下げるのはインスリンの1つのみですが、血糖値を上げるホルモンはサイロキシン、糖質コルチロイド、ノルアドレナリン、成長ホルモン、アドレナリン、グルカゴンと5つもあります。

で戦ったらどちらが勝つかを考えると非常にわかりやすいと思います。

人間の身体はもともと血糖値が上がりやすいようになっているのです。

そして甘いものを脳が欲している時は身体が栄養不足(とくにタンパク質とマグネシウム)の状態にあることが分かっております。

なので、砂糖依存から抜け出すには普段の食生活を少しだけ見直したり、おやつを少し変えたり、GI値の低い食品を取り入れてみたり、少し離れたコンビニまで歩いてみたりするような工夫が必要です。

砂糖に対して「シュガージャンキー」や「マイルドドラッグ」というような表現がある通り依存症になる確率が非常に高く、実際に依存している方がたくさんおられます。


なので、急に甘い物断ちをしてしまうと甘い物に依存している分だけ感情の起伏などの反動が大きくなるので急に摂取をやめるのは危険です。

急に痩せようとして毎日むりして長距離を走ったり、いきなり筋肉をつけようとして無理な筋トレを毎日したりすれば身体が壊れるのと同じです。

無理せず、徐々に、長く。

これが重要だと思います。

そしてこれまで何度もお話してますが、血糖値のコントロールと自律神経の関係は切り離すことが出来ません。

食生活を見直し、カイロプラクティックケアも行いながら健康を保っていきましょう。

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